てるみくらぶの破産

格安旅行代理店のてるみくらぶが破産手続き開始決定からおよそ1月が経ちました。

社長は相当額の現金を個人で隠し持っていたことがすでに発覚しています。

社長個人も自己破産するのでしょうが、免責は得られないでしょうね。

自己破産して免責が得られない場合、どうなるのか興味深いところです。

破産では資産隠しはもちろん、一部の債権者にだけ優先的に返したりすることも禁止されています。

銀行やサラ金は踏み倒すつもりで、親に借りた借金だけ先に返すとかいうのはNGなのです。

すべての債権者を平等に扱うことが要求されるのです。

しかし、同じ債務整理でも任意整理はそれは要求されません。

つまり、住宅ローンや車のローンは払い続けるけど、お宅のローンだけ利子を勘弁して元金だけ3年で返させてくれというような交渉ができるのです。

ただし、強制力はなくて、相手が任意で応じてくれれば、の話です。

ここが任意整理の任意のゆえんであり、強制力のある自己破産と違うところです。

なぜ、そんなことに任意で応じるのか?

まあ、簡単には応じてくれませんが、応じなければ元金の回収さえできなくなりそうなら、利子はあきらめるという決断をする場合があるのです。

たとえば、住宅ローンも払えず、オーバーローンなので売れず、競売に至るのは確実とか、車を使う仕事なのに車を取り上げたら収入がなくなるとかいう場合、家や車の支払いは続けさせて、自分は元金だけでも取り戻すという選択はありえます。

参考: 任意整理におすすめの弁護士

ちょっと知識をひけらかしてしまいました。

てるみくらぶの動向は今後も注目していきたいです。